福岡県は27日、今シーズン初めての「インフルエンザ警報」を出しました。

去年より20日以上早い発表です。

福岡県によりますと11月17日からの1週間に県内で確認された1医療機関あたりのインフルエンザの感染者数は32.70人に上りました。

これは、前の週の1.57倍で警報を出す基準となる30人を超えたため、県は27日午前、今シーズン初めての「インフルエンザ警報」を発表しました。

警報の発表は、去年の12月19日に比べて20日以上早くなっています。

福岡県は、早めの予防接種の検討のほか、手洗いや適切なマスクの着用、咳エチケットなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。