菓子づくりの技術を学ぶ大分市の専門学校で13日卒業制作展が開かれ、華やかな飾り付けが施されたケーキが披露されました。
大分市の智泉福祉製菓専門学校では2年生を対象に毎年、調理技術を披露する卒業制作展を実施しています。
今年は21人が参加し、ケーキやパン和菓子などの創作菓子部門とフィナンシェやマカロンなどのギフト菓子部門にそれぞれ1品ずつ披露しました。
総合優勝した稲葉弾さんの作品は、ユズとチョコレートのムースで仕上げたケーキで、見た目の美しさなども高く評価されました。
(学生)「お花みたいに作ったりサイドのチョコの飾りなどはこだわっています。もらった時に喜んでもらえるものを作れるようになりたいです」
また、13日は保護者も招かれ、学生がこだわった卒業作品を味わいました。
(保護者)「層ごとにしっかり味がついていて、すごく上手くできていたと思います。集大成としてこういう形で出来上がったのはとても良かったと思います」
専門学校では学生のほとんどが卒業後、菓子業界へ就職が決まっているということです。