桜島の南岳山頂火口で27日午前2時23分に爆発的噴火があり、噴煙が火口から3000mの高さまで上がりました。この爆発で、大きな噴石が南岳山頂火口より300から500mの9合目まで飛散し、多量の噴煙が火口から北東方向(霧島市福山方向)に火山灰が流されました。27日午前8時までに鹿児島市(桜島)ではやや多量の降灰があり、降灰は宮崎市まで予想されます。



桜島の爆発はことし160回目です。噴火警戒レベルは3の入山規制が継続中で、気象台は火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけています。

この爆発による降灰予報(詳細)は2ページ目に、
桜島のきょうの時間帯ごとの降灰予報は3ページ目に記載しています。