アメリカの移民当局がホワイトハウスのレビット報道官の親戚を不法滞在者として拘束し、国外送還の手続きを進めていることが分かりました。

トランプ政権下で不法移民の摘発を進めるICE=移民・税関捜査局が、レビット報道官の「おいの母親」を拘束し、国外送還の手続きを進めていることが分かりました。

国土安全保障省によると、この女性は子どものころにブラジルから観光ビザでアメリカに入国し、1999年6月から不法滞在の状態でした。

現在はルイジアナ州のICEの施設に収容されていて、国外送還の手続きが進められているということです。

レビット報道官はこの女性と長年、連絡を取っていないということですが、国土安全保障省は「アメリカに不法滞在しているすべての人は強制送還の対象になる」とコメントしています。