《今後の想定スケジュール》

堀啓知キャスター:このあと想定される流れです。

◆11月28日…道議会一般質問
まずはここでの発言が注目されます。
◆12月上旬…泊原発視察・地元自治体と意見交換(検討中)
◆12月10日…道議会予算特別委員会

知事発言の場があり、そこで「地元同意」を正式に表明するのではないかとみられています。

コメンテーター 鈴木徹さん(北海道新聞特別編集委員):世論調査の結果が出てきて、「再稼働やむなし」という世論が増えてきたことと、東京電力の柏崎刈羽原発に対する新潟県知事の判断が出たというその流れもあるかもしれません。市民が話していたが「絶対安全はない」ということは、事業者も規制委員会も認識しているところで、リスクをどこまでとれるのかというのは、人生観などがかかわってきていて、人それぞれが違うので、どう決めたところで必ず反発がある。選挙の洗礼を受ける政治家としては、知事も北海道議会議員もやりたくない難しい判断。言い出しっぺになりたくないという押し問答をしていたという感じがある。