ことし、創立75年を迎えた県立短大で、物価高の影響を受ける学生たちを応援しようと、75円の朝食が提供されました。

鹿児島市の県立短大です。26日朝、廊下には長蛇の列が…
学生たちの目当ては、75円の朝食です。

物価高が続く学生を支援しようと創立75周年にあわせて企画し、学生の保護者らでつくる「振興会」の援助を受けて75円で提供されました。

メニューは、鮭の塩焼きや卵焼きみそ汁などの6品。来年4月から栄養士として働く学生4人が、1食で1日に必要な野菜やカルシウム、鉄分の半分をとることができるメニューを考えました。

(文学科 2年生)「この時間に間に合わせるために、5時半に起きて準備してきた。卵焼きがおいしかった」

(商経学科 1年生)「元気が出た」

(朝食を企画・生活科学科2年 池田ひかりさん)「きょうは大成功、朝早くから喜んで食べに来てくれてうれしかった」

物価高の中で提供された栄養と愛情たっぷりのごはん。笑顔があふれる朝となりました。