豚熱に感染した野生のイノシシの県内3例目が確認されたことを受け養豚農家からは「恐怖」との声が聞かれました。

県内では今月17日以降霧島市の2か所で豚熱に感染した野生のイノシシが見つかっていて、県はきのう25日、3例目の感染を発表しました。

ブタやイノシシがかかる豚熱は高い致死率が特徴で、養豚場で確認された場合、すべての家畜が殺処分されます。1例目が見つかった場所から半径およそ10キロの「感染確認区域」には10の養豚場がありますが、これまでに異常は確認されていません。

そのうちの一つの農家は、感染確認が相次いでいることに「感染対策を徹底するしかない」と話します。

(鹿児島渡辺バークシャー牧場 山田久治社長)「農場の近くでもイノシシを見かけるので、動き回ってますので、本当に怖い。毎日、柵の点検。石炭を振ったり」

県は、ウイルスを運ぶネズミやカラスなどの侵入を防ぐ柵や防鳥ネットの点検、農場に出入りする車のタイヤの消毒などを徹底するよう、呼びかけています。