立場と環境にあぐらをかいていた部分があったのだと

私が番組降板を告げられ、日本テレビの福田社長による記者会見でそのことが公表されてから、今日に至るまでの5か月間、本当に申し訳ないという気持ちとともに、何よりも自分自身に対して、情けなく、悔しい思いで毎日過ごしていました。

そのような日々を過ごす中で、このような事態に至った原因は、ひとえに自分自身に置かれている状況や立場への自覚が足りなかったことにあると痛感するにいたりました。

正直長年の活動の中で、立場と環境にあぐらをかいていた部分があったのだと思います。自分の発言や立場が周りに与える重みを意識せず、走り続けてしまいました。自らを客観的に見つめることができていませんでした。悔やんでも悔やみきれません。

振り返りますと、6月に行われた突然の聞き取りから、その場で伝えられた番組降板。さらには、その直後から連続して起こった様々な出来事に私の心はついていけませんでした。

30年続いた「鉄腕!DASH!!」からの突然の降板。自身の活動休止。TOKIOの解散、苦楽をともにしてきた3人で作った会社の廃業。TOKIOーBAの閉園。数日間の間で全てを失いました。

私のとったどの行動がコンプライアンス違反とされたのか答え合わせもできないままに、自分自身に取り巻く環境変化の速さに心がついていかず、後悔、孤立、絶望とネガティブな感情に押しつぶされ、自らをコントロールすることが難しくなりました。

※会見続く