21日に東京電力柏崎刈羽原発の再稼働容認を表明した新潟県の花角英世知事は、県議会に信任を得られるかどうかの判断を仰ぐとしていますが、与野党の県議からはさまざまな声があがっています。

新潟市で22日に開かれた自民党新潟県連の政経文化セミナーには、党本部から鈴木俊一幹事長と片山さつき財務大臣が出席。そこには花角知事の姿もありました。

【片山さつき財務大臣】
「霞が関同期の花角知事が、きのう大変なご決断をしました。日本を成長に向けて大きく動かすと思いますが、私があまり細かいことを言って誤解を招くといけないのでこのあとは本人からお願いしたいと思います…」

と話題を振られた花角知事でしたが、あいさつで原発に触れることはありませんでした。

再稼働容認を表明した花角知事が『信を問う』方法として選んだのは新潟県議会。
12月議会でどのような判断が下されるのかが、次の焦点となっています。

【青柳正司 議長】
「知事の職を賭して我々県議会に問われるということであります。その潔い姿勢に我々は真摯に向かい合って対応させていただきたい」