発生からきょう(24日)で7日目を迎えた大分市の大規模火災。現在も鎮火に至っていませんが、住民に対して、今後の支援方針が示されました。

未だ鎮火せず…一時帰宅・現地確認始まる

高柳光希キャスター:
多くの人が避難している中、自治体のサポートも整いつつあります。週末に避難生活をしながら一時帰宅・現地確認が始まりました。ただ、全ての人ができるわけではなく、希望する世帯から代表者1人が参加可能という状況です。

現地を確認した男性(50代)に話を聞くと、「きれいに跡形もなく更地になっていた。目にできたので、踏ん切りがついた。あすからどうやっていくか親と考えていきたい」と話していました。ただ、自分に言い聞かせているようにも感じました。

そして、テレビや新聞でしか状況を知らないという人が多く、とにかく自宅がどうなっているのか不安を抱えている人たちもいました。

今回の火災現場のエリアは、▼住宅密集地で、▼木造の建物が多く、▼道幅が狭い。さらに、▼空き家が多いことも非常にリスクだと感じました。空き家が多いと火災の発見や安否確認が遅れるというリスクも指摘されています。