日向市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したことを受け宮崎県は22日夜ニワトリおよそ4万8000羽の殺処分を終了しました。県では農場の消毒などを進めていて、すべての防疫措置を23日中に終える見込みです。
宮崎県によりますと、21日、日向市の養鶏場で「死んだニワトリが増えている」と通報があり、遺伝子検査の結果、高病原性の可能性が高いH5亜型のウイルスが確認されました。
これを受け、県は、22日朝からこの養鶏場のニワトリおよそ4万8000羽の殺処分を行い、午後10時すぎに終了しました。
養鶏場では、引き続き、ふんの処理や消毒などが行われていて、23日中にすべての防疫措置が終了する見込みです。
この養鶏場の半径10キロ以内には、58の養鶏場でおよそ234万羽のニワトリが飼育されていて、県は、制限区域内の4か所に消毒ポイントを設置し、関係車両の消毒を実施しています。














