福岡県久留米市の公園で10歳の小学生の男の子の顔にボールを押し当てる暴行を加えたとして、46歳の自称作業所員の男が現行犯逮捕されました。

21日午後6時ごろ、久留米市東町の公園で「不審者がいる。子供が肩を組まされたりしている」と目撃者から110番通報がありました。警察が駆けつけたところ、公園で遊んでいた小学生の男の子(10)が「知らない人に捕まれてボールを顔に押し当てられた」と話したため、現場にいた男を暴行の疑いで現行犯逮捕しました。逮捕されたのは、久留米市の自称作業所員の男(46)です。男が押し当てたとされるのは、ゴム製のボールでした。当時、現場には、複数人小学生がいましたが、けが人はいませんでした。取り調べに対し、男は、「ボールが落ちていたので子供たちに聞いたが対応に腹が立った」と話し、容疑を認めているということです。男と被害にあった男の子(10)に面識はなく、警察は、目撃者から話を聞くなどして当時の状況を詳しく調べています。