愛媛県松山市本店を置くスーパーのフジは、レデイ薬局の全株式を売却すると発表しました。

現在、レデイ薬局の株式はフジが49%、ツルハホールディングスが51%保有していて、フジの保有株式は、自己株式取得を実施するレデイ薬局と、ツルハホールディングスに譲渡するということです。

譲渡は12月22日の予定で、価格は、レデイ薬局の自己株式取得が190億500万円、ツルハへの売却が4億9500万円。

ドラッグストア業界の競争激化が予想される中、ツルハからフジに対し、レデイ薬局の完全子会社化による迅速な意思決定や積極的な投資を実現したいと提案があったということです。
フジは、株式売却後もレデイ薬局との協力関係を継続していく予定だと説明しています。フジの親会社であるイオンは、ツルハの連結子会社化を予定しています