動けない船を引っ張る4400馬力の引き船の進水式が21日、山口県下関市の造船所でありました。

小門造船で造られているのは横浜市の海運会社、新日本海洋社が依頼した4400馬力の引き船です。

引き船は動けない船などを綱で引っ張っぱるなどして動かします。

命名 船名序幕
「命名、本船を『三笠(みかさ)』と命名する」

進水式では関係者が玉串をささげて船の安全を祈願しました。

三笠は全長が37.2メートル、総トン数は約256トンです。
360度旋回するプロペラが2つついているため、どの方向にも移動できます。

進水固定していた綱が切られると、船体は海に向かって滑り出しました。

完成は2026年4月の予定で、横浜を中心に関東方面で運用されます。