事件きっかけに芽生えた思い

2度の差し戻し審を経て、事件発生から5年後の2010年に男の無期懲役が確定します。

この事件をきっかけに、瀬戸田さんは警察官としてある思いが強く芽生えました。

それは、事件の「未然防止」の重要性です。

瀬戸田さんは「被害に遭わなければつらい思いをされることは無い。『そもそも事件が発生しなかったら、あいりちゃんも殺されることもなかった』と思うと、未然防止って本当に大事な業務だと思うようになった」と話します。