高知県須崎市出身で東京を拠点に活動する画家、吉村勝己さんが、ふるさと・高知で22日から個展を開きます。独特の鮮やかな色彩で「エネルギーあふれる高知」を表現します。
鳴子に!カツオ!見ているだけで元気が出るようなポップな色使いの作品の数々。マーシーさんこと吉村勝己さんは須崎市出身で19歳の時から絵の道に進み今は東京を拠点に活動しています。22日から始まる個展のテーマは「エナジー」。エネルギーあふれる高知への愛が詰まっています。


(画家 吉村勝己さん(Marchy))
「上京すると、高知の良さがすごくわかって。人の温かさ、食や文化すごいなと思って全てが。この高知の良さを自分なりのアートで伝えたいなと思って」

そんな吉村さんの原動力は重度のアトピー性皮膚炎を乗り越えてきたことです。食事などが制限され我慢の連続だった少年時代。一時、すっかり自信を失っていたといいますが、絵を描くことで希望を見い出し、今ではその経験を広く伝えようと「講演家」としても活動中です。個展期間中の23日には吉村さんがこれまでの道のりを語るトークイベントも予定されています。

(画家 吉村勝己さん(Marchy))
「描くことを始めて自信がなかった自分だったが、本当に人生が変わった。こんなに楽しいんだと思って。この個展を通して高知の魅力を伝えるとともに“好き”のすばらしさ、表現することのすばらしさを伝えたい」
吉村さんの個展は、22日から24日まで高知市のギャラリーで開かれます。















