日中韓3か国文化相会合について中国政府が日本の文化庁に開催を見送ると通知したことを受け、松本洋平文部科学大臣は記者会見で、「コメントは差し控えたい」と述べました。

高市総理の台湾有事をめぐる答弁に中国政府が反発を強める中、今月(11月)中国のマカオで予定されていた日中韓3か国の文化相会合を見送ると、きのう中国政府が日本側に通知しました。

これにについて松本大臣はきょう(21日)の記者会見で、「コメントは差し控えたい」「中国側との調整過程について私から申し上げることも適当ではないと思う」と述べました。

文化庁によりますと、日中韓3か国文化相会合は、2007年に第1回目が開催されました。

2009年と2010年はなかったものの、2011年以降は2020年を除き開催国を変えながら毎年行われ、今回が16回目となる予定でした。