「いつのまにか骨折」とは?

いつのまにか骨折は、脆くなった状態の骨が日常生活の行動で潰れてしまう背骨の圧迫骨折のこと。くしゃみ・尻もち・前屈みでの作業など、背中に圧力がかかることで引き起こされるそうです。
「いつのまにか骨折」が増えている!?
高齢化社会に伴い、いつのまにか骨折も増加傾向にあるといいます。多いのは中高年の女性ですが、男性に起こることもあるのだとか。圧迫骨折の最初の状態は、脆くなった骨が崩れるような形でわずか1〜2mm程度潰れるので、痛みが出にくく症状だけでは気付きにくそうです。
いつのまにか骨折のさらなる恐怖「連鎖骨折」「認知症」
背骨は24個の骨が積み重なってできており、1つ1つに常に圧力がかかっています。そのため、1つの骨が折れた状態だと、他の骨にさらなる圧力がかかり、連鎖的に骨折を引き起こしてしまいます。しかも、背骨が折れてしまうと寝たきりの状態を引き起こし、人とのコミュニケーションが減少。認知症を引き起こす可能性もあるそうです。
いつのまにか骨折の原因「骨粗しょう症」
いつのまにか骨折の原因となるのが「骨粗しょう症」。骨粗しょう症は、骨の密度が減少してスカスカになったり、骨の質が低下することで骨が脆くなったりして骨折しやすくなる病気。そのため、1つ目の骨折が見つかったときにしっかりと骨粗しょう症の治療を行い、2つ目の骨折を防ぐことが大切だそうです。














