東京都は、都独自のアプリ「東京アプリ」で物価高対策を含めたポイントの付与を検討している事が分かりました。10000円相当のポイント。都の手厚い生活支援について、多摩川を挟んだ神奈川県では“多摩川格差”という声もあがっているようです。

小池都知事の新たな一手?アプリ登録で“10000円”

神奈川 川崎市民(30代)
「東京に住めばよかったのかなって思うところが時々あります」

神奈川 横浜市民(20代)
「多摩川挟んで格差があるみたいな」

東京都の小池知事が、また“新たな一手”を繰り出そうとしているようです。19日に高市総理と面会した小池知事が、笑顔で切り出したのは…

東京都 小池百合子 知事
「きょうはね、ちょっとグッドニュースを持ってきました。東京都の出生数が1~6月ですけども、0.3ポイント上がりまして。とにかく下げ止まったというのは、まずグッドニュースだと思っています」

高市総理
「すごいです」

“爆速で取り組む”と意気込んでいた「少子化対策」が、上手くいっていることを報告しました。

東京都が2025年2月にリリースしたのが、行政手続きなどをオンラインで行うことを目指して開発された「東京アプリ」。

マイナンバーと連携して本人確認を済ませた15歳以上の都民には…

東京都 小池百合子 知事(2025年1月)
「利用可能な7000ポイントを付与するというキャンペーンであります」

当初7000円に相当するポイントを付与するとしていましたが、関係者によると、都は物価高対策の一環として、ポイントを10000円相当に増額することを検討しているというのです。

東京都民(30代)
「3000ポイント分上乗せは知らなかったので、(アプリを)使ってみようかなとは思いますね」

東京都民(20代)
「やっぱり金銭面では結構、東京都は充実しているイメージはあります」