将来の交通手段として期待されています。山口県周南市で20日、自動運転のEVバスの実証実験がはじまりました。

出発のイベントには地元の園児が招かれました。

実証実験は県や周南市、NTT西日本などが連携して行われます。

去年に続き2回目となった実験は、オペレーターが同乗して危険な時には手動操作に切り替える、レベル2で行われ、県はこの状態で、2年後に実用化したいとしています。

将来的には無人運転で速度や走行する場所を限定した、レベル4を目指しています。セレモニーのあと、園児と藤井市長が一緒に体験乗車しました。

車内案内アバター
「これから10分間走行コースをご案内します」

バスは、およそ20キロの低速で走行します。

藤井律子市長
「スムースだし安定しているなと思いますね。まわりの人もなんだろうとバスを見てくださってて、少しずつ認知されていくのかなと思いますね」

乗車した園児たちも、手を振って楽しんでいる様子でした。

園児
「自動運転バスは楽しみにしてたの」(Q乗ってみて良かった?)「よかったよ」

実証実験は来月19日まで行われ、徳山駅から徳山動物園までの片道1.7キロを走ります。運行は正午から午後8時までで、誰でも試乗できますが予約優先となっています。