生成AIで作られた画像を無断で複製したとして、神奈川県の27歳の男性が千葉県警に書類送検されました。

著作権法違反の疑いで書類送検されたのは、神奈川県大和市に住む無職の27歳の男性で、去年8月、千葉県我孫子市の男性(27)が生成AIを使って作成した画像を無断で複製した疑いがもたれています。

警察によりますと、男性は被害者がSNSに上げた画像をダウンロードして、自身が販売した電子書籍の表紙に使ったということです。今回の画像は、被害者が生成AIに多くの指示や入力などを繰り返して作られたものであることから、警察は著作物にあたると判断しました。

任意の調べに対し、男性は「私の本のタイトルや内容にフィットするかっこいい素材だったから複製した」と容疑を認めているということです。

今回、警察は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けて書類送検しました。