岐阜県の総合医療センターで、入院中に呼吸用の医療器具が外れ、3歳の女の子が命を落とした医療事故。病院の調査の結果、非常事態を知らせるアラームを、止めたままにしていたことが事故の原因と分かりました。娘を失った母親の思いは。そして、医療現場での重大な過失は、なぜ起きたのか。背景には全国の病院が抱える共通の課題も見えてきます。
(岐阜県総合医療センター 桑原尚志院長)
「この度の医療事故について、深くお詫び申し上げます」

きょう会見を開いた、岐阜県総合医療センター。去年7月、3歳の女の子、夢唯(むい)ちゃんが、呼吸用の医療器具「気管カニューレ」が外れて心肺停止となり、1か月後に亡くなりました。
入院中に起きた死亡事故。一体何があったのか。















