スキーシーズンの到来を前に、11月20日、蔵王町内のスキー場でゴンドラが急停止し、乗客が閉じ込められたとの想定で救助訓練が行われました。

蔵王えぼしリゾートで行なわれた訓練には、スキー場の関係者や消防署員らおよそ40人が参加しました。訓練は標高およそ1100メートルの石子(いしこ)ゲレンデでゴンドラが急停止し、乗客が閉じ込められたという想定で行われました。

参加者はロープを使ってゴンドラに移動し、閉じ込められた乗客の体調を確認した後、乗客に救助用のフックを装着して5メートルほどの高さからゆっくりと地上に降ろして救出しました。

宮城蔵王観光索道部・高橋克啓 次長:
「毎年消防にも参加してもらい、連携して安全に救助できる態勢を整えているので、安心してリフトに乗車してもらえたら」

みやぎ蔵王えぼしリゾートは12月1日に県内で最も早くスキー場開きを行う予定です。2025年シーズンは、昨シーズンより5000人多い8万2000人の来場を目指しています。