サッカーJ3終盤戦で3位につけ、昇格争いを演じている鹿児島ユナイテッドFCは、20日相馬直樹監督の今季限りでの退任を発表しました。
相馬直樹監督は、選手として鹿島アントラーズや日本代表でも活躍した後、指導者に転じ、今シーズンからユナイテッドの監督に就任。チーム編成の責任者であるゼネラルマネージャーも兼任していました。リーグトップの得点力を武器に、今シーズンはほとんどの期間で昇格圏内をキープしていますが、自動昇格となる2位は厳しい状況に追い込まれています。
ユナイテッドFCは退任の理由を「チーム強化における基本的なビジョン、スタンスの相違」として、双方合意の上、今季限りでの退任が決まったと発表しました。
相馬GM兼監督はクラブを通して「強化を取り巻くマネジメント面での考え方にシーズン当初から相違があった。このような形でクラブを離れることは残念。昇格をつかみ取れるように最後まで一緒に戦ってほしい」とコメントしています。
J3のユナイテッドは現在、J2自動昇格圏の2位と勝ち点差6の3位に付けていて、残りは2試合です。23日はレギュラーシーズンのホーム最終戦、FC琉球との試合を白波スタジアムで戦います。














