噴火警戒レベル「2」とそれに伴う入山規制が続く岩手山は、2026年7月の規制の一部緩和が12月に正式決定される見通しとなりました。
これは、20日に県庁で非公開で行われた岩手山火山防災協議会の幹事会で確認されたものです。

2024年10月に噴火警戒レベルが「2」に引き上げられた岩手山は、安全のため周辺自治体が7つある登山道の全てで入山を規制しています。
幹事会は、9月に行われた前回の会合で2026年7月に東側の4つの登山道の入口を対象に規制を緩和する方針を決めましたが、20日は12月中旬に開かれる協議会で正式決定することを決めました。

また20日は、2026年7月以降も規制が続く見込みの西側で、登山者が入らないようにする看板の設置などの安全対策についても意見が交わされたということです。














