人口の転出超過が全国ワースト2位の長崎市に若い世代を呼び込みます。
市内の不動産会社が子育て世帯が暮らしやすい住環境を整備しようと賃貸マンション7棟を新築しました。

テープカット

長崎市の福徳不動産が滑石5丁目に新築した賃貸マンションです。
若い世代に選ばれる街づくりを目指す長崎市の事業「住みよかプロジェクト」に認定されています。

福島 卓 福徳不動産社長「室内はすべてバリアフリーで、基本的につけられるところは、収納をつけて」
田上 富久 長崎市長「この辺がおもちゃでいっぱいに」

部屋の仕切りや段差を極力なくしたほか、料理をしながらリビングの見守りができる対面キッチンを設置するなど子育てしやすいつくりとなっています。

市内の賃貸マンションには少ない3LDK程度の広さを確保することで、子育て世帯を中心とした若い世代の家族を市内に呼び込む狙いがあります。

福島 卓 福徳不動産 社長「生活の中で "住" は大きな要素であると思いますので、住環境を少しでも良くして、市外もしくは県外を検討された方が、長崎市・県に残ろうと思っていただけるような環境を作っていくのが私たちのテーマ」

このマンションの家賃は月額6万8千円から8万9千円で、すでに満室となっていますが、福徳不動産が新築した他の物件には若干の空きがあるということです。