きょう20日の鹿児島県本土は放射冷却の影響で、今季一番の寒さとなったところがありました。
姶良市の海岸ではけあらしも現れました

姶良市脇元の海岸です。20日あさはよく晴れて放射冷却が効いたため、陸地の冷たい空気が鹿児島湾に流れ込み、霧となって立ち上る「けあらし」が現れました。

海岸からは大隅半島から昇る朝日が見られ、近所の住民らが幻想的な風景を眺めながら朝の散歩を楽しんでいました。

「素晴らしい、元気をもらいます」
「きれい、壮大、心が洗われる」

20日あさの最低気温は、伊佐市大口で1.3度、霧島市溝辺で2.2度、さつま町柏原で2.6度、鹿児島市で8.3度まで下がり、各地で今シーズン最低を記録しました。

週末にかけて冬型は弱まり、寒さは一旦和らぎそうです。