カープで活躍し、今季限りで引退した上本崇司さんが、引退試合で履いたスパイクを広島県福山市に寄贈しました。

上本さんは19日、福山市役所を訪れ、枝広直幹市長に引退を報告しました。
福山市 枝広直幹市長
「長い間、お疲れさまでした。子どもたちに夢をありがとうございました」

上本さんは福山市出身。広陵高校から明治大学へ進学。2012年にカープへドラフト3位指名で入団し、13年間プレーしました。
上本崇司さん
「福山市からたくさんのご支援と応援をいただきまして、野球を続けることができました。今後につきましては、野球に携わる仕事がしたいとの思いが引退してから日に日に強くなっています」

上本さんは10月4日の現役最後の試合で履いていたスパイクを市に寄贈しました。上本崇司さん
「(このスパイクは)子どもたちにのこしたかったんですけど、(最後の試合で)このスパイクをはくしかなくて」
サイズは25㌢で、ソール部分は自身のケガ防止のための素材を使っているということです。スパイクは12月5日から、松永はきもの資料館(福山市)で展示されます。














