今年7月、北海道留寿都村の共同住宅の建設現場から工具などを盗んだとして、27歳と22歳の男2人が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む27歳の自称派遣社員の男と住所不定の22歳の無職の男です。

2人は、7月22日午後7時ごろから23日午前7時半ごろまでの間、留寿都村の共同住宅の建設現場から充電式ブロワーやラジオ、バッテリーなど4点(時価合計1万3000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

窃盗容疑で27歳と22歳の男2人を逮捕した札幌北警察署


警察によりますと、2人は別の窃盗事件で逮捕されていて、取り調べ中に今回の事件にも関与していることが判明したということで、警察は裏付け捜査を進め、19日までに2人を再逮捕しました。

2人は知人関係にあり、取り調べに対し27歳の男は「盗んでません」と容疑を否認しています。

また22歳の男は「盗みました」と容疑を認めているということです。

現場の建設中の共同住宅は、柱が出来ている程度で壁やドア、屋根などはなく、誰でも出入りが可能な状態だったということです。

警察は、2人の動機や余罪の有無などを調べています。