秋篠宮妃・紀子さまは、聴覚障害がある人たちの国際競技大会「デフリンピック」の大会拠点で手話でのマラソン実況に挑戦されました。

きょう午後、紀子さまは東京・渋谷区にあるデフリンピックの大会拠点を訪問し、手話でマラソン実況をする体験ブースに足を運ばれました。

スタッフ
「走っていただいてもいいですよ。いいですね、いいですね。さぁ関門です」
紀子さま
「関門を通過(手話しながら)」

紀子さまは、スタッフからマラソンに関する手話を教わった後、レースの映像に合わせて「スタート」や「速い」、「ゴール」などと手話で実況。その様子はモニターの隅にある小さな枠“ワイプ”に映し出されました。

体験を終えた紀子さまは「ドキドキしながらやりました」「初めての経験で手話をどのように表現したらいいのかなと思いながらちょっと緊張しました。この経験の輪が広がるといいですね」と話されていました。

今回の視察は、紀子さまと佳子さまのおふたりでの予定でしたが、佳子さまが新型コロナウイルスに感染されたため、おひとりでの訪問になりました。