高知県土佐市の小学生が「ストーンアート」に挑戦しました。現場で使わない石を利用した、工事に興味をもってもらおうという取り組みです。

新居小学校(土佐市)の児童15人が訪れたのは、浸食防止や景観維持のために進められている「養浜工事」の現場です。工事に興味を持ってもらおうという取り組みで、19日は初めて、ストーンアートが行われました。

使うのは、工事では使わない、大きな石。子どもたちは工業用のふるいで選別された石の中からお気に入りのものを選び、様々なキャラクターを楽しそうに描きました。

(参加した小学生)
「(Q.おにぎりの具はなんですか)梅!(Q.なんでおにぎりにしようと思ったの)さんかく(の形だから)」

(参加した小学生)
「ドラえもんとクロミを描きました。妹にあげたり、家に飾ったりする」

(四国開発 土木環境部 土居弘典 課長)
「こういうイベントを通じて、子どもたちにこんな仕事をしているとか。またこの仕事が楽しそうだと興味をもってもらって、これからも海を守っていくような仕事を一緒にしてもらいたいと思っています」

子どもたちの笑顔を見た四国開発は「今後の工事でも子どもたちが楽しめる取り組みを企画したい」としています。