高知県仁淀川町の食品会社などが食育の取り組みとして、中学生にフランス料理のフルコースを振舞いました。生徒たちは食やテーブルマナーについて学んでいました。
食育学習は仁淀川町の食品会社=フードプランなどが行っていて2025年で15回目です。19日は池川中学校と仁淀中学校の1年生18人が参加。まず、JA高知県による農業についての授業が行われ、農地に適した平野が少ない高知でも、温暖な気候や日射量の多さを生かして野菜や果物を生産していることを学びました。
このあと、会場となった「OMO7高知」のシェフが高知県産食材にこだわったというフランス料理が振舞われました。このうちチキンのパイ包み焼きスープには仁淀川町のキクラゲが使われています。

生徒たちは慣れないテーブルマナーに苦戦しながらも、地元の食材を使ったフランス料理を味わいました。
「見た目がきれいでおいしいです」
「(ナイフ・フォークは)使ったことがないので難しい。上手く使えないです」
(フードプラン 森下由朗社長)
「単純に食べるだけではなく、その後ろには生産者・シェフがいて、会場を用意するのにもいろいろな人が関係していることを知ってもらって。初めての経験を楽しんでほしい」
このほか、名刺交換体験も行われ、生徒たちは新鮮な体験を楽しんでいました。















