初めての海外公務として東南アジアのラオスを公式訪問している天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。きょうは、日本語を学ぶ学生たちと交流されました。

日本時間正午ごろ、水色のワンピース姿で「ビエンチャン中高一貫校」に到着した愛子さま。日本とラオスの国旗を持った生徒から歓迎を受けられました。

愛子さまは日本語の授業を見学し、生徒とも交流されました。

愛子さま
「すらすらと日本語を話されていて感動しました。どんなアニメが好きなんですか」
生徒
「ワンピース、NARUTO」

愛子さまは退出する際、「日本語の勉強を頑張って下さい」と生徒にエールを送られました。

日本語を学ぶ生徒
「とてもドキドキして、うれしかった。日本に行きたいです」

愛子さまはその後、不発弾の被害を伝える資料館「COPEビジターセンター」へ。

ラオス国内には現在、ベトナム戦争で投下されたクラスター弾が不発弾として多数残っていて、終戦後も2万人以上が死傷しているという現実があります。

愛子さまは、子爆弾をまき散らすクラスター弾の模型を前にして、真剣な表情で「広い範囲で影響を及ぼす」などと話されていました。

愛子さまはあす、日本が支援している小児病院などを視察される予定です。