新潟県は、クマの緊急銃猟が7件と全国最多となっています。
19日にはこの緊急銃猟を想定した訓練が柏崎市で行われ、市の職員や猟友会のメンバーらおよそ40人が参加し連携を確かめました。
【柏崎市の職員(訓練)】
「4日間連続で目撃されており、このまま居座りが続く場合、緊急銃猟4要件を満たす可能性があります…」

連日クマが居座っているという想定で、市の職員が対策本部を設置してクマの状況などを共有。警察や猟友会のメンバーが到着し、クマの警戒に当たります。

【柏崎市の職員(訓練)】
「緊急銃猟を決定しました。住民・捕獲者・および関係者の安全を第一に、実施してください」
模擬銃を持った猟友会のメンバーが、クマ役の職員に近づいて行き、駆除するまでの流れや連携を確認しました。


これまでに新潟県内では緊急銃猟が7回行われ、全国最多となっています。

【新潟県猟友会のメンバー】
「実際にクマを撃ったことがないので、いい経験になりました」
「非常に怖い獣ですので、どれだけ安全に、確実にやれるか、ということになると思う」
【柏崎市 西巻康之 副市長】
「情報を共有して、しっかりと連携を図ることが重要ということが、改めて訓練を通じて分かりました。緊急銃猟も含めてクマ出没の対応をしていくことが大事」
新潟県は19日に、『クマ出没特別警報』を2026年1月末まで延長すると発表し、引き続き警戒を呼びかけています。














