不正な会計処理があった松本マラソンについて、実行委員会は「継続した開催は困難」として大会を終了する方針を決めました。

市などでつくる大会の実行委員会は19日総会を開きました。


松本マラソンを巡っては、2023年の大会で1500万円余の赤字を黒字に見せかける不正な会計処理があり今年の開催を見合わせていました。

臥雲義尚松本市長:「松本市でフルマラソンを開催していくことは、困難と判断して、松本マラソンは終了したいと考えています」


総会では、開催した5大会のうち2017年の第1回以外は、赤字だったことが報告されました。

そのうえで、コース設定や他の大会との競合から参加者の増加が見込めないことや、不正の再発防止に向けた事務局の態勢強化が難しいことなどから、全会一致で大会終了の方針を決めました。

20日市議会に報告し、正式に決定します。