ミャンマーを拠点にした特殊詐欺グループの事件で、「かけ子」役の男子高校生らを勧誘した罪などに問われた男に、懲役4年の実刑判決が言い渡されました。
判決によりますと、住居不定・無職の丸杉龍実被告は去年、名古屋市の男子高校生ら3人をタイに送るため「海外で稼げる仕事がある」などと誘ったほか、男子高校生を車で中部空港まで連れて行った罪に問われていました。


3人は、その後ミャンマーにある特殊詐欺の拠点で「かけ子」をしていたとみられています。
きょうの判決公判で名古屋地裁は「果たした役割は特殊詐欺組織の人員確保にとって必要不可欠で、被告人が主導的に犯行を進めた」などと指摘。丸杉被告に懲役4年の実刑判決を言い渡しました。

















