山形県の吉村美栄子知事は、きょう、サッカーJ2のモンテディオ山形が天童市に建設している新スタジアムの資金繰りについて、今は資金調達の状況を注視するとするスタンスを明らかにした。
これはきょうの会見で吉村知事が発言したもの。吉村知事は「50億円の資金調達を予定していた企業との関係が解消されたことは報道で承知している」とした上で、建設主体であるモンテディオフットボールパーク側が「年内に資金調達にメドをつける」という姿勢であることから、まずは「それを注視する」と発言した。

また支援企業との関係解消を知った時の印象として「順調にいくと思っていたが、びっくりした」「どうしてそうなったと思った」と口にした。
今後の支援などの必要性については、「資金調達の状況を注視し、その後適切に判断する」などとしたほか、もし資金調達がうまくいかなかった場合は、との記者の問いには「そこまでは考えていない」と話した。
28年の夏に開業を目指すモンテディオ山形の新スタジアムは、建設費用がおよそ158億円で、モンテディオフットボールパークは当初、国や県、天童市のほか、民間から出資を受け資金を調達できるとしていた。現在そのうちのおよそ50億円が足りないとされている。
※画像 スタジアム完成イメージ図

















