ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、アメリカ政府はウクライナへの支援として、防空システム「パトリオット」を維持するための関連機器の売却計画を承認したと発表しました。

アメリカ国務省は18日、ウクライナに対し「パトリオット」を維持するために必要な関連機器や訓練支援プログラムなどを1億500万ドル=およそ163億円で売却する計画を承認し、連邦議会に通知したと発表しました。

売却の意義について、「より強固な自衛や地域の安全保障のための装備を提供することで、ウクライナが脅威に対処する能力を向上させる」としています。

アメリカ製の兵器をめぐっては、激化するロシアの攻撃に対応するためとして、ウクライナ側は巡航ミサイル「トマホーク」の供与を強く求めています。