18日の愛媛県内は寒気の影響で、日中気温が上がらず、前日のぽかぽか陽気から一転、冬らしい寒さとなりました。寒さが本格化するなか、冬支度が進められています。

(滝アナウンサー)
「午前10時の久万高原町。風がひんやりと冷たく、手がかじかむような寒さです」

18日の愛媛県内は、寒気の影響で気温が上がらず、久万高原町では正午時点の気温が9度と日中の気温としては12月中旬並みの寒さとなりました。

こうしたなか、積雪や路面の凍結に備え、除雪車両などの出動式が行われました。

作業車両がずらりと並ぶ中、松山河川国道事務所の職員らが除雪板の動作などを点検、凍結防止剤をまく訓練を行いました。

事務所によりますと、管内では、昨シーズンは除雪などで360回出動したということです。

(松山河川国道事務所)
「ぜひ道路を利用される皆さま方には、スノータイヤの早期着用やチェーンの用意とか早めの対策をお願いしたい」

また、最新の道路と気象情報を確認するよう呼びかけています。


(滝アナウンサー)
「こちらでは、人工の雪が勢いよく噴射され、雪山がいくつもできています」

一方、久万スキーランドでは12月のオープンに向けて、ゲレンデ作りの真っ最中。

10日から造雪機4台を24時間フル稼働していて、現在は、全長610メートルのコースを整備しています。

ちなみに、この雪は、氷を細かく砕いて作っているんだそう。

(スキー場支配人)
「気温も低くなってますので、順調に雪づくりが進んでいます。たくさんの人に来ていただきたいです」

久万スキーランドは、12月8日にオープン予定で、来年3月15日までの期間中、4万8000人の来場を見込んでいます。