大手飲料メーカーが全国各地の祭りを取り上げ、映像として後世に伝える「日本の祭り」に、2025年は高知県いの町の「本川神楽」が選ばれました。15日に神楽が奉納されました。
15日、高知県いの町の本川総合支所で、ダイドーグループホールディングスの髙松富也社長から、いの町の池田牧子町長に認定証が手渡されました。
(ダイドーグループホールディングス 髙松富也 社長)
「この『日本の祭り』の活動は、地域の祭りを応援することで、地域を元気にし、日本を元気にするという思いで続けています」
500年の歴史があると言われる本川神楽。昭和55年(1980年)に国の重要無形民俗文化財として指定されました。県内でもめずらしい夜神楽で、毎年11月中旬から12月上旬にかけて、地元の神社で奉納されます。
本川神楽を象徴するのが「山王(やまおう)の舞」2メートル四方はある赤い布をすっぽりと覆ったまま舞い、突然、布をはねのけると山王が姿を現します。

手に乗せた盆を落とさないように舞う折敷(おしき)の舞。舞ったのは、中学1年生です。長沢小学校では1年生の時から授業に神楽を取り入れています。

(青地三男さん)
「今年も無事に、奉納神楽をあげることができました。僕だけじゃない、後ろにいる皆で、一致団結してあげられた成果だと思います」














