16日に投開票が行われた福島市長選挙は、新人で前衆議院議員の馬場雄基さん(33)が、5万84000票あまりを獲得し、現職らを破って初当選を果たしました。馬場さんは、歴代最年少の福島市長で、全国の都道府県庁の所在地で最も若い市長となります。
馬場雄基さん「すべてを背負う覚悟で、すべての垣根を越えていく覚悟で、すべての壁を越えていく覚悟で、皆様と一緒に新しいまちづくりの形を作らせていただきたい」
馬場さんは、2021年に立憲民主党所属で衆議院議員に初当選。平成生まれ初の国会議員になりました。しかし、市長選に立候補するため、2期目途中の今年9月に議員を辞職。さらには離党し「裸一貫」を押し出して選挙に臨みました。
馬場さん(今年9月の出馬会見)「たとえ衆議院議員の職を辞してでも、すべてを投げうってでも、福島に住まう市民1人1人と希望あふれる福島を作っていきたい」
今回の選挙戦で力を入れたのは、SNS戦略。期間中は、毎日情報を発信し、市民目線を訴えました。さらに、現職への不満の受け皿となり、支持を拡大しました。














