聴覚障害者のスポーツの祭典「デフリンピック」が開幕しました。
陸上男子100mでは、連覇を目指す青森県五戸町出身の佐々木琢磨 選手が順当に予選を突破しました。 明日18日に準決勝、決勝が行われます。

日本で初めて開催されているデフリンピック。陸上男子短距離のエースとして挑むのが佐々木琢磨 選手。五戸町出身の31歳です。17日午前には、大会初戦となる100mの予選に臨みました。

デフリンピックでは、耳が聞こえない選手のために号砲の代わりにスタートランプを合図にスタートを切りますが、予選では他の選手がフライングで失格に。

それでも、前回3年前に日本人初の世界王者となった佐々木選手は落ち着いていました。

仕切り直しのレースでは勢いよくスタートを切ると、序盤で抜け出し、中盤以降も独走して最後は流して1着フィニッシュ。

0.2メートルの向かい風のなかで、11秒08のタイムで予選を突破。
明日18日の準決勝、決勝で2連覇を目指します。