福岡県は、北九州市で回収した野生の鳥から高病原性の鳥インフルエンザが検出されたと発表しました。

県内での鳥インフルエンザの確認は、今シーズン初めてです。

福岡県によりますと11月11日、北九州市内で「弱っている野鳥がいる」と県民から連絡を受け、職員が、野生のキンクロハジロ1羽を回収しました。

その後、国立環境研究所が遺伝子検査を実施した結果、14日に高病原性のH5亜型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。

福岡県内で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたのは、今シーズン初めてです。

県は17日午前、対策会議を開き、回収地点から半径10キロ圏内での野鳥監視の強化と、県内の養鶏場に対して注意を呼びかけることにしています。