本格的な冬の訪れを前に、福島県会津若松市の庭園では、17日、雪の重みから枝を守る雪吊りの作業が始まりました。

会津若松市の御薬園で17日朝から始まった雪吊りは、冬の間、雪の重みで枝が折れないよう、縄で枝を吊る作業で、毎年、この時期に行われています。

御薬園では樹齢500年を超えるゴヨウマツやハイビャクシンなど33本に雪吊りが施されます。17日は5人の職員が支柱から放射状にのびる縄を、枝に結びつけていました。

御薬園 庭園管理長・小林賢さん「前の冬にすごい雪が降って、あちこち枝が折れてひどかったんですけど、できるだけ雪が降らずに何とか頑張って折れないように維持できたらなと思っています」

雪吊りの作業は、11月いっぱい行われる予定で会津では、18日から19日にかけて雪が降る見込みです。