新居浜労働基準監督署は17日、現場作業員に違法な残業をさせた労働基準法違反の疑いで、愛媛県新居浜市に本社を置く森実運輸と同社社長(男性、60)を、松山地検に書類送検しました。

労基署によりますと、森実運輸は今年1月から8月の間、現務部の作業員3人に、労使協定(三六協定)を超えて、1か月間に100時間以上、最大108時間の時間外労働を行わせるなどした疑いがもたれています。

また、同期間、業務部とは有効な労使協定を結んでいないにも関わらず、作業員2人に対し、1か月間に最大112時間20分の時間外労働を行わせるなどした疑いがもたれています。

労基署は認否を明らかにしていません。