熟練から若手まで様々な工芸作家の作品が並ぶ展覧会が、新潟市の美術館で開かれています。
新潟市西区の雪梁舎美術館では、県内関係の若手工芸作家や日本海側6つの大学の学生を対象に、育成や支援のための公募展を毎年、実施しています。

今年の雪梁舎育成大賞には漆作品の「花だより」が選ばれました。
かぼちゃのような器の内側には蒔絵による花が描かれています。金沢市出身の清瀬鈴さんによる作品で、15日に授賞式が行われました。

清瀬鈴さん
「四季を感じたときに幸せを感じられるように、忙しい日々の中でも自分の日常の幸せを振り返る時間をとってほしいという思いで制作した」
また、館内の別の会場では県出身の人間国宝の作家らによる作品も展示されています。雪梁舎工芸展は12月24日まで開かれています。















