■フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第5戦 スケートアメリカ(日本時間16日、ニューヨーク州レイクプラシッド)
女子シングル、ショートプログラム(SP)では渡辺倫果(23、三和建装/法大)が自己ベストを更新する74.35点で首位につけた。
渡辺は演技冒頭からトリプルアクセル(3回転半)を軽やかに着氷。続く3回転ルッツと3回転トウループのコンビネーションジャンプは、トウループが回転不足により減点。プログラム後半では、3回転ループを成功させると安定感のあるスピン、ステップで得点を伸ばした。演技終了後は両手でガッツポーズし、笑顔を見せた渡辺。首位発進で翌17日に行われるフリースケーティング(FS)に挑む。
2位につけるのは25年世界選手権金メダルのアリサ・リウ(20、アメリカ)。73.73点で渡辺とはわずか0.62点差に迫る得点をマークした。日本勢では今季限りで引退を表明している樋口新葉(24、ノエビア)が60.12点で8位、吉田陽菜(20、木下アカデミー)は57.22点で10位だった。
【女子シングルSP結果】
1位)渡辺倫果 74.35点
2位)アリサ・リウ 73.73点
3位)ララ ナキ・ガットマン 69.69点
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8位)樋口新葉 60.12点
10位)吉田陽菜 57.22点














