「筏(いかだ)にぶつかって…」

これだけ警戒に力を入れるのは広島湾の特徴と関係しています。
7月に受信した実際の通報です。
◇実際の118番指令音声
ー海上保安庁118番です
「もしもし、あの、ちょっといま夜走ってまして、筏(いかだ)にぶつかったんですけども、どうしたらいいでしょうか」
ーおけがなどりますか?
「ケガはないです」
ー船GPSは積んでますか?
「はい」
ー値を読んでもろてええですか?

通報にあった「いかだ」とは、「カキいかだ」のことです。広島が誇る名産品「カキ」。それを作る「カキいかだ」が広島湾には所狭しと並んでいます。
「海のもしも」の緊急ダイヤル118番は、日々、同様の通報を受けています。それだけに、プレジャーボートが多数集まる花火大会は、いつも以上に警戒が必要になります。














