マネージャー含めて「仲良しこよし」

田中キャプテンも「試合での運動量では負けたらいけない。うちはどこよりも動かないといけない」と話すように、日々の練習はハードだ。

山田監督もチームの成長を感じている。

「大会が始まってから、キャプテンを中心としたまとまりが加速度的に上がってきた」

「不安・緊張・ワクワク。この一瞬は、勝ち上がったチームしか味わえないもの。この気持ちを味わわせてくれてありがたい」と、選手に感謝の言葉を口にした山田監督はこう続けた。

「高校生らしく、清々しくやりたい。タックルでもアタックでも、何かを貫けるといい」

マネージャーを含めて39人になった「仲良しこよしのチーム」(山田監督)が、5年ぶりの花園を目指す。