「歴史を変える代」中部大春日丘

13年連続での花園を目指す中部大春日丘。今の3年生について、宮地真監督は去年「歴史を変える代」と表現した。能力の高い選手が集まり、多くの選手が下級生のときから花園でのプレーを経験しているのがことしのチームだ。

大向将也部長も、経験値の高さを認める。

「ただ、大事なところで勝ち切れていない」

2年生中心のチームでシード校として臨んだ昨年末の花園は初戦敗退。新チームとなった春の全国選抜大会でも、ベスト8をかけた試合で1点差で惜敗した。

だからこそ、練習では基本プレーの徹底を意識付けた。

「カッコいいプレーの前には、基本プレーが必ずある。11番や15番がカッコいいトライを決める。その前には、1番2番3番がタックルをして、仲間がボールをつないできている」